テレワーク導入、進んでいますか?
少子高齢化に伴い、生産年齢人口の減少に歯止めがかからない昨今において、多くの企業で重要な課題と認識されている「働き方改革」。なかでも、場所、時間を問わず、外出先や自宅での業務をはじめ、在宅勤務が可能なテレワークの推進に注目が集まっており、生産性向上や社員のワークライフバランスなど、柔軟なワークスタイルが実現できる環境を目指すべく、モバイルワークの推進が進められております。
本来、テレワークとは、勤務先などオフィスとは離れた外出先や自宅、移動中にノートパソコンなど持ち運びが可能な端末を利用することで、生産性の向上に繋がると言われています。企業側からみると、より社員が効率的に仕事が行うことができる環境を提供できたり、育児や介護など家庭の事情による離退職の抑止効果や職場復帰の負担軽減、長時間労働の是正に繋がるメリットがあります。
一方、従業員は、通勤時間の削減より、家庭で過ごす時間が増えたり、介護などに時間を費やすことができることで業務との両立が可能になります。 ただ一方で、テレワーク環境を導入するにあたって、社内にある機密データの漏洩リスクなど、情報セキュリティの確保が必要となり、セキュリティ対策がままならない働き方改革は実現できないとも言い切れます。
社内にあるデータはどれも会社にとって重要な資産になりますが、例えば、社内にある業務上、必要な機密データをUSBメモリに入れたり、オンラインストレージなどクラウドサービスから業務データをダウンロードして、外出時や自宅でノートパソコンに保存して作業する際、そのPCの紛失することで情報漏洩事故が起こるケースや、また、従業員が会社を退職する際、ノートパソコンにある機密データが大量に複製されるなど、
実際、テレワーク環境を検討はしているが、情報漏洩などセキュリティリスクなどから導入に踏み込めていないのが現状です。
各企業において、そのようなセキュリティリスクに対して、ファイル、メモリ、ハードディスクへの暗号化やバックアップ、VPN接続制限、デバイス制御などの対策をされていますが、最近、働き方改革も後押ししている形で、注目されているのがVDI/シンクライト環境です。通常、業務で利用しているデスクトップ環境をサーバーでOSやアプリケーション、データを一元管理し、仮想化環境による画面転送方式により、高いセキュリティ性があります。市場規模も年々増加しており、ある調査によると、年約8%程度のペースで成長を続けており、2020年度には、約600億円規模の市場まで拡大しつつあると見込まれています。

端末には一切データを置かせないなどセキュリティや運用管理などの観点から、導入メリットがありますが、その反面、管理対象となる多くの端末のデータをはじめ、OS、アプリケーションがサーバーに集中管理されるため、パフォーマンスが低下したり、高額であるなど導入コストの問題をはじめ、システム導入における管理負荷、また、シンクライト環境の多くが、オフライン時において業務ができないなど、デメリットもあります。
また、VDI/シンクライト環境を実装しない方法として、シンクライト専用の端末を使用せず、既存のPC環境でOS、アプリケーションを利用する方法があり、VDI/シンクライアント環境に比べて、パフォーマンスの向上や初期導入、運用コストが軽減されますが、社内のサーバーやストレージにある機密データをコピー、印刷、キャプチャ、ネットワーク転送などといったファイル持ち出し制御機能がないため、情報漏洩事故が発生するリスクも否めません。
ログ取得による情報漏洩の抑止効果も期待できますが、あくまで抑止であって、機密データの漏洩は防ぐことができません。
~デスクトップ仮想化(VDI)環境の場合~

~Secudrive Data Guard導入の場合~

VDI/シンクライアント環境と比べて、低コストで利便性を下げず、通常の業務に支障をきたさないパフォーマンスが期待できる「Secudrive Data Guard」。
VDI/シンクライト環境の構築を検討しているが、導入・運用コストが気になる、または、テレワークを導入検討しているが、個人情報や知的財産など、社内にある機密データの漏洩リスクに懸念を持たれている企業様には、ご検討頂く価値があるソリューションです。
