第三者へ漏洩させない取引先とのセキュアなデータ共有方法

取引先へデータの送受信を行う際、そのデータを第三者へ漏洩させずに、セキュアにデータをやりとりできる環境構築が必要ですが、一般的な対応策として、ファイル暗号化やASPファイル管理サービスのほか、最近ではオンラインストレージによるファイルを共有されている企業様が多いようです。
特に、暗号化によるデータ共有は安全性が高い一方、暗号化をかける手間があり、業務がスムーズに進まないケースが多々ありますが、当社が提供しているセキュアなテレワーク環境が実現できるデータレス端末ソリューション「Secudrive Data Guard」では、取引先様のPCへ専用ソフトウェアをインストール頂くことで、あらかじめ双方で設定した共有サーバー、もしくはクライアントPC内のセキュアな領域でおいて、データを共有。データ共有時以外では、クライアントPCからの接続をOFFにすることで、セキュリティ領域にある機密データにはアクセスできないようにすることができます。
当社が提供しているセキュアなテレワーク環境が実現できるデータレス端末ソリューション「Secudrive Data Guard」では、取引先様のPCへ専用ソフトウェアをインストール頂くことで、あらかじめ双方で設定した共有サーバー、もしくはクライアントPC内のセキュアな領域でおいて、データを共有。データ共有時以外では、クライアントPCからの接続をOFFにすることで、セキュリティ領域にある機密データにはアクセスできないようにすることができます。

1) 自社、取引先へ専用ソフトウェアをインストール

ネットワーク上にあるポリシーサーバー、及び、貴社クライアントPC、貴社取引先のクライアントPCに専用ソフトウェアをインストールすることで、クライアントPC同士でファイルの送受信が可能です。なお、管理コンソールより、クライアントPCの強制実行機能をOFFにすることで、取引先自ら、手動でエージェント接続を実行することでデータをセキュアに管理でき、機密データの取扱時以外では、クライアントPC内のエージェントが実行させないようにすれば、セキュリティ領域への接続ができなくなります。※別途、転送サーバー(WebDAV、もしくはAmazonS3)、また、承認サーバー(Apache、PHP、MariaDB)を別途ご用意頂く必要があります。

エージェント起動は、画面左下「スタート」より、専用プログラム「SECUDRIVE DG Client」をクリック後、エージェントを起動。停止する場合は、トレイアイコンの右をクリックして、「終了」より、エージェントが停止されます。なお、「強制実行」のチェックが外されたポリシーのみ、「終了」が表示。※エージェントが起動されていない場合は、これまで通りPCを制御されず、利用でき、かつ、ローカルセキュリティ領域には接続できません。

ファイルの送受信方法については、当社ブログ「クラウド環境で押さえておくべきファイル漏洩防止策」に記載しております。

2) 取引先のみ、専用ソフトウェアをインストール

自社のネットワーク上にあるポリシーサーバーのほか、共有サーバー、取引先とデータを共有するポータルサイトをご用意頂き、取引先のクライアントPCに専用ソフトウェアをインストール。社内のクライアントPCからファイルを共有サーバー、もしくはポータルサイトへアップロード後、取引先のPCから必要時に、エージェントを起動して、ダウンロードしたファイルをローカルセキュリティ領域に移動することで、セキュアにデータを管理することができます。※取引先のPCにて、エクスポート権限がない場合はエクスポートできません。

当社のデータレス端末ソリューション「Secudrive Data Guard」は、既存のサーバーやクライアントPCに導入することで、PC端末にデータを残さず、サーバーに集中管理し、ファイルのコピー、印刷、キャプチャなどファイルの持ち出し制御機能により、社内の機密情報の漏洩を未然に防止できるソリューションです。既存のサーバー、PC環境に専用ソフトウェアをインストールするだけ。暗号化をかけずに、取引先とデータの送受信をされたいご要望がありましたら、ご検討ください。

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